まいぷれ新発田編集部・勝手に盛り上げ企画まとめ
新発田市岡田にある岡田法音寺大日堂で行われた「岡田法音寺大日堂 火渡り修行」。
除災招福の祈願と煩悩を断ち切る「火渡り」を体験する行事へ、まいぷれスタッフがお邪魔して来ました!
灰の上を熱そうに歩く様子が印象的な「火渡り」行事。
新発田でも、市内岡田にある岡田法音寺大日堂で毎年行われています。
参加や見学は自由なので、当日はお寺へ行って自由に参加するような形です。
駐車場が少なく、すぐいっぱいになってしまうので早めの到着がおすすめですよ!
また、お寺側から火渡り道場へ向かう際は階段や坂道がありますのでご注意ください。
岡田法音寺大日堂で行われる火渡り修行の正式名称は、「柴燈大護摩供火生三昧(さいとうおおごまくかしょうざんまい)」。
千年以上も前から引き継がれている、「除災招福」の祈願です。
薪を積み上げ、その上に木の枝を積み上げて燃やし、残り火の上を渡ります。そうする事で、煩悩や捕らわれを捨てて生まれ変わり、新たに生き直していくことを御本尊様へ約束する・・・といった内容です。
当日は、お寺の本堂前で「六根清浄」を唱え、火渡り道場へと参ります。
道場内に着いたら、弓矢で結界を張り、煩悩を斧や宝刀でなぎ払い、準備を進めていきます。
積み上げられた薪や木に火がつけられます。距離をとって見ていても、すでに熱い・・・!
煙もどんどんと上がっていきます。
お経が唱えられている間に、出た煙をみなさんにかけて回っていました。
山伏さんが、沸いているお湯を体にかける場面も。
途中で、火の中に護摩を入れるアナウンス。
そしてその後には破魔矢の抽選会が行われました。
抽選はくじ引きで、当たった方が次の方のくじを引き、福を回しましょうとのこと。
厳かな雰囲気で行われるのだろうと思いきや、抽選会があったりとちょっとカジュアルな内容もあってみなさん楽しんでいる様子でした。
火渡りの前に、ご住職さんからの法話をいただきます。
本や最近の時事を踏まえながらのお話の本筋は「生き方」について。法話を聞く事でより一層行事参加の意識が出てきますね。
法話のあとは、残り火のある薪をくずします。
ここで火渡り希望の方は、裸足になってくださいのアナウンス。
受付テントで購入できる、破魔矢を手に1列に並んで「火渡り」へ!
火渡りのあとは「健康汁」をいただきます。
マイクを通して行事の流れを解説してくださる親身さが嬉しかったり、お寺の行事とは言えど、みなさんにこやかに参加されている様子が印象的でした。
来年はまいぷれスタッフも火渡りに挑戦してみたいと思います!