「イタリアン」「もも太郎」とならぶ、新潟三大B級グルメのひとつ

今回は新発田まつりということで、おなじみ「蒸気パン」をご紹介します。

詳しい説明は不要ですね。黒糖味の焼き菓子で、縁日の露店で販売される、新発田発祥のB級グルメです。

新潟市などでは「ぽっぽ焼き」と呼ばれ、その名称で県外に紹介されることも多いようですが、新発田っ子としては「蒸気パン」の名称にこだわりたいですよね！

蒸気パンは、明治時代の終わりごろに新発田で誕生したといわれています。焼き台から蒸気が吹き出るようすから名付けられたとか。それが下越一円に広まり、新潟市に伝わったときに、新潟市の業者がぽっぽ焼きと命名したといわれます。

もっちりとした柔らかい食感と、黒砂糖の素朴な甘さ。昔から慣れ親しんだこの味に、ホッとする方は多いのではないでしょうか。