ご葬儀を行うことになったとき、いちばん初めにしなければいけないこと。
それは【喪主】を決めることです。

ところで喪主って誰が務めるものなのでしょうか？

■喪主の役割
喪主は葬儀の全般を取り仕切ります。
誰に連絡するのか、どんな葬儀にするのか、何を用意するのか。
もちろんご寺院や参列者への対応も喪主が中心となって行っていきます。
お通夜や葬儀での“喪主挨拶”も重要な役割のひとつですね。

■施主との違い
似たような言葉に“施主”があります。
厳密には違いがあって、施主はご葬儀の費用を負担する人を指します。
ですが実際は喪主＝施主の場合が多いようです。

■喪主は誰が務めるのがよいか
“この人が務めなければならない”という決まりはありません。
一般的には血縁関係が近い人が務めます。
ですから配偶者、もしくは家を継ぐ長男などが多いでしょうか。
しかし夫（妻）が高齢であったり、逆に長男（長女）が若すぎる場合はその限りではありません。
いずれにしてもご家族、ご親族の中で相談して決める必要があります。

ご葬儀は元気なうちに話題に出しにくい“ダブー”な要素があります。
ですが可能な限りこの“喪主”についても相談しておくと、もしものとき、慌てずに済むのかもしれません。

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