今回は「丸ひ食堂（まるひ）」さんでランチ！

こちらは紫雲寺地区の長者館にひっそりと佇みながら、今なお地元の方々に愛されて続けている“穴場の食堂”。昭和の大衆食堂を彷彿とさせる存在感は唯一無二。お邪魔してみるとラーメンから丼ぶりまで、豊富なメニューを揃えるコスパ最強のお店でした。

場所は県道3号沿いで、赤い看板と暖簾が目印！　レトロ好きには堪らないお店のご紹介です♪

安くて品数も豊富！　昔ながらの素朴な味わいを楽しむ。

噂で営業時間が短いと聞いていたので、本日はお昼ちょうどに訪問してみました！

暖簾をくぐって一歩足を踏み入れると、これぞ“The昭和”と言わんばかりのレトロな空気感。店内には時代を今に留める丸椅子とテーブル、店主さんの思い出の写真やポスター、来店した方の名刺などが無数に飾られており、その歩んできた歴史と今なお地元の人たちから愛されている感じがひしひしと伝わってきます。「変わらない良さ」ってこうゆうことを言うんでしょうか♪

なんて思いながら、早速掲示されたメニューをチェック。ラーメンから丼ものまで、約30種類はあろうかというメニューの多さとその安さにびっくり！　しかも、一品料理の欄には“ないものはない！”なんて表記も(笑)

豪快にかきこみたい一杯！　どんぶりの定番「出汁たっぷり卵とじかつ丼」

ラーメンと迷いましたが、今回は「カツ丼」を注文しました。しばらく店内を見まわしながら待っていると、いい香りを漂わせながら目の前に着丼。まさかの器として“寿司桶”を使用するという奇抜さに驚きつつも、まずはひと口いただきます。

こちらのお店のカツ丼は卵とじタイプ。しんなり玉ねぎに丁度いい塩梅のとじ卵、カツがバランス良く合わさっていて、このビジュアルのカツ丼が美味しくないワケがない！　カラッと揚がって噛みごたえがあるのに柔らかいカツは、肉の味がしっかり感じられ、シャキッとした歯ごたえを残す粗目に切られた玉ねぎと、味がしっかり浸み込んだふんわりとじ卵、汁が染みても粒がしっかりしてる熱々のご飯。この食感のコントラストがとにかく最高、でした～◎

ちなみに、お母さんがお一人で営まれているようなので、提供までの時間はゆったりめ。時間に余裕があるときにお邪魔するのがベストですよ～！

一度行けば虜になる、魅惑のごちそうが盛りだくさん！　

今回はいただきませんでしたが、次回お邪魔する際に注文してみたいのが「丸ひラーメン」。店内に飾られた店名看板には“本場の味札幌ラーメン”の文字が！　他にも「納豆ラーメン」「ナメコラーメン」など、興味をそそられるメニューが盛り沢山です。

流行りの味や料理もいいけど、無性に恋しくなる、懐かしい記憶の中にあるあの味。そんな味わいと雰囲気を求めて、皆さんもぜひ丸ひ食堂さんへお邪魔してみてはいかが？