季節の会席料理で味わう、美しきひととき
胎内市本町にある『料亭 南都屋』は、約160年前、江戸時代後期に魚屋として創業した歴史ある料亭です。昭和四年に建てられた店舗は、国の登録有形文化財にも指定されており、趣ある空間で、四季折々の味覚を楽しむことができます。今回ご紹介するのは、地元食材をふんだんに使った「季節の会席料理」です。写真の一皿には、彩り豊かな前菜が美しく盛り付けられ、器の形や配置にも細やかな心遣いが感じられます。
会席の始まりを飾る「先付」は、柿合い生酢と天くこの実。季節の果実を使った爽やかな一品で、口の中に広がる酸味と甘みが、食欲をやさしく呼び起こします。
続く「前菜」には、白根産はしりのかきのもと浸し、胎内産茄子の山椒肉味噌田楽、胎内産丸十レモン煮、胎内産日本いちぢく、カマンベールチーズ味噌漬二色、郷土料理 地鶏の旨煮など、旬を丁寧に活かした品々が並びます。
焼き物、煮物、酢の物、そしてデザートまで、ひと品ひと品に季節の移ろいが映し出され、まるで風景を味わうようなひとときに。南都屋ならではの伝統料理も魅力のひとつ。
地元食材にこだわり、その土地の恵みを最大限に引き出す繊細な技が、会席料理の一皿一皿に息づいています。特別な日にも、日常のご褒美にもぴったりの、心ほどける味わいです。
静かな時間の中で、五感を満たす贅沢を。南都屋でしか味わえない、季節の物語をぜひご堪能ください。







